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HOME > 司法修習〜概要

概要

 司法修習は、10ヶ月の「実務修習」と2ヶ月の「集合修習」からなる。実務修習は、「分野別実務修習」と「選択型実務修習」があり、2ヶ月間ずつ所属実務庁で学ぶことになる。「集合修習」は和光市にある司法研修所(司法修習所ではない)において講義等を受ける。最後に「考試」に合格すれば晴れて法曹デビューとなる。
 「分野別実務修習」は、4つのクールから構成される。「第1クール」又は「第2クール」のどちらかは必ず裁判所における修習となる。裁判修習の最初に「導入起案」が「民裁」「刑裁」の2科目実施される。
 

/A班B班
11月末〜1月末分野別実務修習(eg.民事裁判修習)分野別実務修習(eg.弁護修習)
1月末〜3月末分野別実務修習(eg.検察修習)分野別実務修習(eg.民事裁判修習)
3月末〜5月末分野別実務修習(eg.刑事裁判修習)分野別実務修習(eg.検察修習)
5月末〜7月末分野別実務修習(eg.弁護修習)分野別実務修習(eg.刑事裁判修習)
7月末〜9月末集合修習選択型実務修習
9月末〜11月末選択型実務修習集合修習

手続

 9月の司法試験の合格発表の日の翌日から7日以内に、最高裁判所に 「司法修習生採用選考申込書」を送付する。また、司法研修所には「実務修習地希望地調査書」を提出する。添付書類がたくさんあるので、できれば合格発表前までに集めておくことが望ましい。地方法務局で登記されていないこと の証明書を発行してもらい、学部・院の成績証明書・卒業証明書も取り寄せなければならない。健康診断もしなければならないし、写真も撮影しておかなければならない。
 また、修習資金の貸与申請もしておかなければならないが、これは少し余裕があって、10月1週目までに提出すればよい。保証人2人の印鑑証明書が必要である。なお、平成24年度は中国が裁判所のHPを攻撃したことにより、一時期HPが閲覧できなくなったため、期限が1週間伸びた。後日、修習資金IDが記載された申請書受付の通知がくる。
 司法修習とは関係ないが、司法試験の合格証書も10月1週目に郵送で取り寄せることになる。簡易書留440円分の切手を貼り、住民票、合格通知書の写しを添付して司法試験委員会に請求する。直接法務省に取りに行っても良い。
 10月中旬には採用内定が通知され(12日(金)発送予定)、10月下旬に教材等が届くことになる。
 以下、平成24年度の日程を挙げる。

司法試験 平成24年5月16日(水)〜17日(木)、19日(土)〜20日(日)
短答式試験成績発表 平成24年6月7日(木)16:00
合格発表 平成24年9月11日(火)16:00
最高裁判所に「司法修習生採用選考申込書」司法研修所に「実務修習希望地調査書」等提出 平成24年9月12日(水)〜18日(火)
最高裁判所に「修習資金貸与申請書」提出 平成24年9月12日(水)〜10月5日(金)(12日までに延期)
合格通知書兼成績通知書発送 平成24年9月下旬(24日(月)に届いた)
合格証書授与 平成24年10月2日(火)〜5日(金)
官報公告 平成24年10月3日(水)
採用内定通知、実務修習地予定通知 平成24年10月12日(金)発送
ガイダンス参加確認票送付 平成24年10月22日(月)
修習開始 平成24年11月27日(火)